平成30年、当事務所創業者の石川豊死去により、税理士法人石川オフィス会計の単独代表を務めております。
父の残したメモに、次のようなものがありました。「頑張る中小企業を応援したい。」私自身は、税務よりも監査など公認会計士業務に長く従事しておりましたが、突然の事故により、業務を引き継ぐことになりました。
税理士法人のクライアントの決算書をチェックし、申告書にサインする作業を通じて、ひとつひとつの会社に対する父の思いを感じることも多く、また、事務所の職員の一人一人が、その思いを承継していることも感じ、この仕事を、父のスタッフと共に担当することは、監査業務とはまた違うやりがいのある仕事と思いました。さらに、父の公認会計士としての一般に公正妥当な会計基準の知識、長年にわたり、幅広い企業の内側から社会の動きを客観的に見た経験、公正を旨とする監査人たる会計士のスタンス、そのようなものが当事務所経営の基礎にあるとも感じます。
一方で、人工知能の急速な導入、円安やインフレの進行など、社会環境は大きく変化し、私たちに求められる業務の内容も、刻刻変化していることを感じます。私たちに求められる基本は変わらないにしても、その方法や内容は大きく変わってきています。以前、会計士の全国大会が京都で開催されたときに、歴史のある京都で、京セラなどが代表例でしょうが、山中教授のips細胞など、新しい企業が次々と芽生えているのだ、ということを知りました。承継するものはスピリット、変わらないものは滅びる__その言葉を、最近よく思い出します。
専門知識を基礎としつつも、社会常識を踏まえ、公平な目で客観的に企業や個人の事業活動を見つめ、それぞれのベストを考えて、長期にわたり持続可能な企業経営をサポートし、お客様とともに歩みたいと思います。
代表 石川 千晶
昭和54年 | 香川県立高松高校普通科卒業 |
昭和57年 | 公認会計士2次試験合格 |
昭和58年 | 一橋大学商学部卒業 |
昭和58年 | 監査法人中央会計事務所 |
平成18年 | 税理士法人石川オフィス会計(高松市)設立に参加 |
平成30年 | 父石川豊死去に伴い、同事務所単独代表となる |
上場企業取締役・監査役 | 株式会社穴吹興産(現任) 監査役 株式会社ミライト・ワン(現任)取締役監査等委員 株式会社セシール 監査役 株式会社クリエアナブキ 監査役 |
公職 | 総務省 情報公開・個人情報保護審査会 三豊総合病院企業団監査委員(現任) 丸亀市公平委員(現任) 学校法人穴吹学園監事(現任) 四国村民俗博物館他6公益法人監事(現任) 社会福祉法人玉祉会監事(現任) 香川県農業協同組合代表監事 四国交通共済監事(現任) NPO法人アーキペラゴ監事(現任) NPO法人高松芸術文化市民協議会監事(現任) 香川県警察本部財務アドバイザー |
その他 | 日本会計士協会四国会会長(平成28年6月~令和元年6月) 日本公認会計士協会本部理事(平成25年6月~令和元年6月) |
包括外部監査人 | 坂出市(平成14年度~16年度) 丸亀市(平成20年度) 高松市(平成23年度~25年度) 北海道伊達市(平成25年度~26年度) 香川県(平成27年度~29年度) 高松市(令和元年度~) |
(公財)非営利法人研究学会
(一財)総合福祉研究会
オンブズマン大賞(平成16年度坂出市包括外部監査)
私立学校審議会委員功労者表彰 (文部科学大臣表彰)
アート鑑賞、能・文楽・歌舞伎・邦楽、低山登山、温泉、読書
当たり前のことを当たり前に
事務所名 | 税理士法人石川オフィス会計 |
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代表者 | 石川 千晶 |
所在地 | 香川県高松市福岡町2丁目20番23号 |
TEL | 087-821-5577 |
FAX | 087-822-8777 |
kanribu@ishikawa-office.jp | |
事業内容 |
昭和37年(1962)11月1日 | 高松市瓦町瀬戸内金網ビル2階に公認会計士石川豊事務所開設 |
昭和39年(1964) | 高松市福岡町に自宅兼事務所を建設 移転 |
昭和50年(1975) | 高松市福岡町隣地に事務所を拡張 |
昭和62年(1987) | 太田昭和監査法人(現新日本有限責任監査法人)四国事務所を所内に設置 |
平成28年(2016)10月25日 | 所長石川豊「国税庁長官納税表彰」受賞 |
平成30年(2018)3月28日 | 所長石川豊死亡により石川千晶所長就任 |
平成30年(2018)6月2日 | 県民ホール小ホールにて葬儀・お別れの会開催 |
平成31年(2019)3月 | 高松市福岡町旧自宅跡に事務所新設 |
平成31年(2019)6月 | 旧事務所取り壊し、駐車場として一体利用 |